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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が4週連続増加-手足口病も3週連続増、RSウイルスは横ばい

2022年05月10日 11:45

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 国立感染症研究所がまとめた4月18日から24日までの週(第16週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で増えた。手足口病は3週連続、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続で増加。咽頭結膜熱(プール熱)も増えた。RSウイルス感染症は横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約15.5%増の4.09人。都道府県別の上位3位は、大分(9.39人)、富山(8.24人)、山形(7.48人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約16%増の0.29人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(1.89人)、新潟(1.33人)、山口(0.89人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週と同じ0.13人。都道府県別の上位3位は、福井(1.13人)、宮崎(1.11人)、島根(1人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約33.3%増の0.12人。都道府県別の上位3位は、福井(2.52人)、沖縄(2.09人)、鹿児島(0.72人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約42.9%増の0.1人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、佐賀(0.3人)、山形(0.28人)、新潟(0.26人)。

出典:医療介護CBニュース