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医療・介護ニュース

精神疾患指標、再入院率を地域平均生活日数に変更-佐賀県保健医療計画の中間見直し

2022年05月09日 12:15

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 佐賀県はこのほど、第7次佐賀県保健医療計画(2018-23年度)の中間見直しを行った。5疾病の精神疾患と糖尿病、5事業(救急、災害医療など)の全事業が対象。精神疾患については、再入院率の指標を地域平均生活日数に変更した。【新井哉】

 「精神病床から退院後1年以内の地域における平均生活日数」の現状は305日(16年度実績)となっているが、これを23年度に311日とする目標を掲げた。

 再入院率を変更した理由として、「一時的な不調の場合のレスパイト等の短期入院もあり解釈に課題がある」と国の指針や指標例の見直しに示されていることや、第6期障害福祉計画(21-23年度)との整合性を図ることを挙げている。

出典:医療介護CBニュース