2022年04月08日 18:25
東京都は7日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第85回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者数について「減少傾向から今週は横ばいとなった」と指摘。「入院患者数に占める高齢者の割合は未だ高い値であり、今後の動向を注視する必要がある」としている。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者に関して「60代以上の割合が約70%と、高齢者の入院患者数及びその割合が高い値のまま推移しており、医療機関では多くの人手を要している」と説明。感染の再拡大に備え、通常の医療提供体制とのバランスを保ちながら、オミクロン株の特性を踏まえた入院、宿泊、自宅療養体制の強化に向けた検討を行う必要性を挙げている。
また、重症患者は減少傾向にあるとしながらも、重症患者に準ずる患者が高い値で推移していることを指摘。「重症患者は新規陽性者の増加から遅れて増加し始めることから、今後の動向に十分警戒する必要がある」としている。
コメント・意見では、入院患者に関して「60代以上の割合が約70%と、高齢者の入院患者数及びその割合が高い値のまま推移しており、医療機関では多くの人手を要している」と説明。感染の再拡大に備え、通常の医療提供体制とのバランスを保ちながら、オミクロン株の特性を踏まえた入院、宿泊、自宅療養体制の強化に向けた検討を行う必要性を挙げている。
また、重症患者は減少傾向にあるとしながらも、重症患者に準ずる患者が高い値で推移していることを指摘。「重症患者は新規陽性者の増加から遅れて増加し始めることから、今後の動向に十分警戒する必要がある」としている。