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医療・介護ニュース

陽性者対応など今後の大規模スポーツ大会の参考に-東京都オリパラ準備局が感染症対策ガイドを掲載

2022年04月01日 14:00

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 東京都オリンピック・パラリンピック準備局は3月31日、「大規模イベント等における新型コロナウイルス感染症対策ガイド(東京2020大会を踏まえて)」をホームページに掲載した。【新井哉】

 東京2020大会における新型コロナウイルス感染症対策の検討過程や実施の際に得られたノウハウや経験を踏まえ、今後の大規模スポーツ大会やイベント主催者などの参考となるよう取りまとめたもので、陽性者発生時の対応や保健所との連携などの事例や取り組みを紹介している。

 例えば、陽性者発生時の対応について、主催者は事前に保健所・医療機関等と協議し、「対応フロー図を作成して共有しておくことが望ましい」などとしている。

 健康管理については、「主催者は、体調不良となった関係者をいち早く把握し、新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐため健康管理を行うことが必要」と記載。確認項目として、▽当日朝の体温▽平熱を超える発熱の発生▽嗅覚(匂い)や味覚の異常▽新型コロナウイルス感染症で陽性とされた人との濃厚接触の有無▽咳、のどの痛みといった風邪の症状▽だるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)▽身体が重く感じる、疲れやすい等の自覚症状の有無-などを例示している。

出典:医療介護CBニュース