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医療・介護ニュース

コロナ受診控え、こころの医療センター除き患者減-山形県が病院事業中期経営計画を公表

2022年03月31日 12:55

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 山形県は、県病院事業中期経営計画(2022-25年度)を公表した。県立病院の個別計画(河北病院を除く3病院)や収支計画などを記載。コロナ患者を受け入れるための一部診療制限や外来での受診控えなどにより、患者数や医業収益は、こころの医療センターを除き大幅に減少した。【新井哉】

 計画では、重点課題として、「感染症への対応と他の救急、高度医療の提供など県立病院が担うべき役割との両立」「資金不足等解消計画の達成を目指した経営改善」「山形県地域医療構想等を見据えた各県立病院の役割・機能の明確化」などを挙げている。

 各病院の課題や果たすべき役割なども記載している。例えば、こころの医療センターについては、精神科救急対応や児童思春期精神科医療、心神喪失者等医療観察法への対応などの政策的精神科医療を提供。また、クリニカルパスの活用や疾病教育、運動療法などに加え、精神保健福祉士による関係機関などへの退院前訪問指導を積極的に行い、福祉施設、グループホームなどと連携を図りながら、入院患者の早期退院、地域移行を目指す。

出典:医療介護CBニュース