長野県は28日、アルコール健康障害・ギャンブル等依存症に係る依存症専門医療機関を新たに1カ所選定したと発表した。【新井哉】

　今回選定したのは、独立行政法人国立病院機構小諸高原病院（小諸市）。県はこれまでに南信精神医療圏域で、こころの医療センターこころの医療センター駒ヶ根を依存症専門医療機関を選定済み。東信精神医療圏域での選定は初めてで、中信、北信の両精神医療圏域についても「今後検討」としている。

　県アルコール健康障害対策推進計画（2018年3月策定）では、23年度までに依存症専門医療機関を4カ所以上（各精神医療圏域に1カ所以上）選定する目標を掲げている。