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医療・介護ニュース

人口の自然減、21年は初の60万人超-出生数が過去最少、死亡数は戦後最多

2022年02月25日 18:00

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 死亡数から出生数を引いた人口の「自然減」が2021年は初めて60万人を超えたとする調査結果を、厚生労働省が25日公表した。人口は15年連続で減少した。【松村秀士】

 同省の集計結果(速報)によると、21年に生まれた子どもの数は前年と比べ2万9,786人(3.4%)少ない84万2,897人で、過去最少を更新した。

 一方で同年に死亡した人の数は、20年よりも6万7,745人(4.9%)多い145万2,289人で戦後最多。自然減は9万7,531人増の60万9,392人で、集計を開始した1899年以降、年間で初めて60万人超となった。

 この調査は、人口動態を把握して各施策の基礎資料にするのが目的。今回の速報値では、日本に住む日本人や外国人、海外に住む日本人を対象とした。

出典:医療介護CBニュース