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医療・介護ニュース

精神科救急医療体制による緊急時の対応など充実も-沖縄県が障害者基本計画案を公表

2022年02月10日 15:00

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 沖縄県はこのほど、「第5次沖縄県障害者基本計画」(2022-31年度)の案を公表した。「障害のある人が健やかに生活できる環境づくり」などを掲げており、精神障害者については、「早期の精神科医療の提供、人権の配慮や精神科救急医療体制による緊急時の対応など保健・医療体制の一層の充実を図る」などとしている。【新井哉】

 計画案によると、保健・医療体制の充実に加え、精神科病院からの退院、地域移行を促進し社会的入院の解消を進めるため、地域定着に向けた支援や地域生活に必要な支援体制の強化に努める。

 妊産婦に関しては、健康教育や健康診査、乳幼児健診の充実など障害の原因となる疾病の早期発見・治療につながる体制を強化する。

 発達障害児者に関しても、▽当事者家族を含めた関係機関▽市町村▽福祉事務所▽児童相談所▽児童発達支援センター▽学校-などと連携を図り、各ライフステージに応じた支援が切れ目なく行われるよう、地域における支援体制の整備を推進する。

出典:医療介護CBニュース