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医療・介護ニュース

「適切なケアマネジメント手法」委員の動画公開-厚労省

2022年02月07日 13:00

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 厚生労働省はこのほど、「適切なケアマネジメント手法」の策定、普及促進に向けた調査研究事業における検討委員会の委員が、手法の活用や適切なケアマネジメントなどについて話すインタビュー動画を公開した。CBnewsマネジメントで連載を執筆する石山麗子氏(国際医療福祉大学大学院・医療福祉経営専攻教授)をはじめ、これまでに6本のインタビュー動画が公開されている。【齋藤栄子】

 公開されたインタビュー動画は、▽三浦久幸氏(国立長寿医療研究センター 在宅医療・地域医療連携推進部部長)「高齢者の意思決定支援と適切なケアマネジメント」▽鈴木邦彦氏(志村大宮病院理事長)「地域における医療介護連携のあり方と今後」▽武久洋三氏(博愛記念病院理事長)「医療介護の役割分担と適切なケアマネジメント」▽新田國夫氏(全国在宅療養支援医協会会長)「在宅で暮らす人たちのためのケアマネジメント-在宅医療の視点から-」▽江澤和彦氏(日本医師会常任理事)「尊厳の保障」▽石山麗子氏(国際医療福祉大学大学院 医療福祉経営専攻教授)「行政・ケアマネジャー・多職種の協働によるケアマネジメントの展開」-の6本。 石山氏は動画で、すでに適切なケアマネジメント手法に取り組んでいる地域では、利用者を中心とした多職種連携が進化しているとインタビュー動画で解説している。 厚労省はこれまでに、当事業に係る「手引き」や解説動画を公開している。また、インタビュー動画の公開を周知する事務連絡を第3弾まで出していて、これらを積極的に活用し、居宅介護支援事業者等と研修会や事例検討会を実施するなど、ケアマネジメントの質向上に向けた取り組みを進めるよう求めている。厚労省「適切なケアマネジメント手法の策定、普及推進」

出典:医療介護CBニュース