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医療・介護ニュース

空港検疫、外国籍のコロナ陽性率が上昇-厚労省が検査実績を更新、日本国籍は減少

2022年02月07日 11:00

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 厚生労働省は、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。1月16日から22日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比108検体減の271検体、外国籍者が同27検体増の780検体となっている。【新井哉】

 厚労省が4日に更新した検査実績によると、この1週間の総検体数は、日本国籍者が前週比1,011検体減の8,146検体、外国籍者が同2,202検体減の8,827検体。陽性率は、日本国籍者が約3.3%(前週は約4.1%)、外国籍者が約8.8%(同約6.4%)だった。

 国・地域別(入国前14日間に滞在)で陽性検体数が最も多かったのは、日本国籍者が米国(63検体)、外国籍者がインド(186検体)だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース