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医療・介護ニュース

空港検疫コロナ陽性、外国籍が増加-厚労省が検査実績を更新、日本国籍は減少

2022年01月28日 18:00

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 厚生労働省は28日、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。検査実績によると、9日から15日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比137検体減の379検体、外国籍者が同89検体増の708検体となっている。【新井哉】

 この1週間の総検体数は、日本国籍者が前週比1,163検体減の9,156検体、外国籍者が同140検体減の1万1,029検体。陽性率は、日本国籍者が約4.1%(前週は約5.0%)、外国籍者が約6.4%(同約5.5%)だった。

 国・地域別(入国前14日間に滞在)の陽性検体数は、日本国籍、外国籍共に米国(日本国籍157検体、外国籍183検体)が最も多かった。2番目に多かったのはインド(日本国籍28検体、外国籍151検体)だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース