2022年01月26日 21:18
日本医師会の中川俊男会長は26日の記者会見で、この日の中央社会保険医療協議会・総会で、「重症度、医療・看護必要度」とオンライン診療について公益裁定が下されたことへの所感を表明した。【齋藤栄子】
看護必要度では、コロナへの対応で医療機関に大きな負荷が掛かっている中で見直しを行うべきではないと主張してきたが、結果的に見直しが行われることになり「残念」だとしつつも、地域を支える中小病院に一定の配慮がされたことは評価したいとした。 オンライン診療については、日医はあくまで対面診療の補完であると主張してきたが、今回、対面診療との比較で、触診・打診・聴診などが実施できないものであることが明確化されたことを評価した。 しかし、オンライン診療ガイドラインに基づき、医師・患者間の時間・距離要件の継続が認められなかったことについては、今後、検証し、問題があれば即座に対応することを要請していくと主張した。
看護必要度では、コロナへの対応で医療機関に大きな負荷が掛かっている中で見直しを行うべきではないと主張してきたが、結果的に見直しが行われることになり「残念」だとしつつも、地域を支える中小病院に一定の配慮がされたことは評価したいとした。 オンライン診療については、日医はあくまで対面診療の補完であると主張してきたが、今回、対面診療との比較で、触診・打診・聴診などが実施できないものであることが明確化されたことを評価した。 しかし、オンライン診療ガイドラインに基づき、医師・患者間の時間・距離要件の継続が認められなかったことについては、今後、検証し、問題があれば即座に対応することを要請していくと主張した。