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医療・介護ニュース

【感染症情報】手足口病が8週連続で減少-RSウイルス、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は増加

2022年01月25日 14:25

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 国立感染症研究所がまとめた1月10日から16日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が8週連続で減少した。感染性胃腸炎も減った。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とRSウイルス感染症は増えた。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約29.9%減の4.66人。都道府県別の上位3位は、山形(16.1人)、熊本(12.49人)、宮崎(12.31人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約10.8%減の0.33人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、島根(2.7人)、鹿児島(2.55人)、鳥取(2.21人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約20.5%増の0.47人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(1.91人)、宮崎(1.83人)、鳥取(1.79人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約10.7%増の0.31人。都道府県別の上位3位は、長崎(2.95人)、熊本(2.02人)、宮崎(1.94人)。

出典:医療介護CBニュース