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医療・介護ニュース

コロナ罹患歴などの臨床情報、データバンクに登録を-厚労省が都道府県などに事務連絡

2022年01月21日 15:00

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 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、新興・再興感染症データバンク事業(REBIND)の臨床情報収集に関する事務連絡(19日付)を、都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。【新井哉】

 REBINDは、▽感染症の重症化因子の解明▽診断や治療方針の改善▽医薬品開発などに資する分析-を行う目的がある。2020年度から厚生労働科学研究費で実施してきたCOVID-19レジスト研究については、REBINDの下で継続されている。

 事務連絡では、B.1.1.529系統の変異株(オミクロン株)を含む新型コロナウイルスの変異株に関する国内の知見収集・分析体制を速やかに強化する観点から、ウイルスのゲノムデータがない場合でも、年齢層・性別・接触歴・渡航歴・ワクチン歴・重症度・コロナウイルス感染症罹患歴といった多くの症例の臨床情報をREBINDに登録するよう求めている。

出典:医療介護CBニュース