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医療・介護ニュース

空港検疫コロナ陽性、日本・外国籍共に増加-厚労省が検査実績を更新、米国が最多

2022年01月14日 17:50

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 厚生労働省は14日、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。検査実績によると、昨年12月26日から今年1月1日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比6検体増の269検体、外国籍者が同256検体増の314検体となっている。【新井哉】

 この1週間の総検体数は、日本国籍者が前週比1万129検体減の1万1,486検体、外国籍者が同1,781検体増の7,935検体。陽性率も上昇しており、日本国籍者が約2.3%(前週は約1.2%)、外国籍者が約4%(同約0.9%)だった。

 日本国籍者の国・地域別(入国前14日間に滞在)の陽性検体数は、米国が150検体で最も多かった。外国籍者についても、米国(204検体)が最多だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース