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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が9週連続で増加-RSウイルスは3週連続増、手足口病は3週連続減

2022年01月12日 13:45

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 国立感染症研究所がまとめた昨年12月20日から26日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が9週連続で増加した。RSウイルス感染症も3週連続で増えた。手足口病は3週連続で減少。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も減った。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約4.9%増の7.78人。都道府県別の上位3位は、兵庫(12.98人)、奈良(12.82人)、熊本(12.78人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約13%減の0.87人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、島根(6.13人)、鹿児島(5.52人)、徳島(2.96人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約2.7%減の0.73人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、長崎(4.25人)、沖縄(3.94人)、鳥取(3.79人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約11.1%増の0.4人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(3.89人)、沖縄(3.41人)、佐賀(2.26人)。

出典:医療介護CBニュース