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医療・介護ニュース

空港検疫コロナ陽性、日本国籍が前週比1.8倍に-厚労省が検査実績を更新、陽性率もアップ

2021年12月24日 16:40

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 厚生労働省は24日、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。5日から11日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週と比べて約1.8倍の規模となっており、陽性率も上昇している。【新井哉】

 検査実績によると、この週の陽性検体数は、日本国籍者が前週比26検体増の59検体、外国籍者が同11検体減の27検体となっている。総検体数は、日本国籍者が前週比4,144検体増の2万792検体、外国籍者が同3,222検体減の8,346検体。陽性率は、日本国籍者が約0.28%(前週は約0.2%)、外国籍者が約0.32%(同約0.33%)だった。

 日本国籍者の国・地域別(入国前14日間に滞在)の陽性検体数は、米国が17検体で最も多かった。以下は、英国(14検体)、フランス(4検体)、コンゴ民主共和国、スペイン(各3検体)、アラブ首長国連邦、韓国(各2検体)、カナダ、ギリシャ、ジョージア、シンガポール、ジンバブエ、スイス、スウェーデン、タンザニア、チェコ、ドイツ、フィンランド 、モザンビーク 、ラオス人民民主共和国、レソト(各1検体)の順だった。

 外国籍者は、米国(7検体)、ネパール(5検体)、エジプト、韓国、トルコ、パキスタン (各2検体)、英国、ケニア、中国(香港、マカオ含む)、ナイジェリア、バングラデシュ、フランス、モンゴル(各1検体)だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース