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医療・介護ニュース

オミクロン株、空港検疫関連で68例確認-厚労省が発表、2割超に症状あり

2021年12月22日 20:00

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 厚生労働省は22日、海外から成田、羽田、中部、関西の4空港に到着した乗客で、検疫により陽性が確認された新型コロナウイルス感染症の患者などの検体を国立感染症研究所でゲノム解析したところ、オミクロン株(B.1.1.529系統の変異株)が68例確認されたと発表した。入国者(68例)は全員隔離されているが、2割超に症状(頭痛、咳嗽、咽頭痛、関節痛、発熱、嗅覚味覚障害、倦怠感)がある。【新井哉】

 厚労省によると、滞在国は、米国が31例、ケニア、フランスがそれぞれ6例、英国が5例、アラブ首長国連邦、スペインがそれぞれ3例、ナイジェリア、イタリア・ドイツがそれぞれ2例、英国・フランス・スイス、イタリア・ポルトガル、エジプト、オーストラリア、タンザニア、ドイツ、フィリピン、フィンランド・デンマーク、米国・カナダ、南アフリカがそれぞれ1例だった。

 到着日は、13日(1例)、14日(3例)、15日(3例)、16日(4例)、17日(14例)、18日(18例)、19日(25例)となっている。国籍は明らかにしていない。厚労省は、報道機関に対し、本人や家族などが特定されないよう、個人情報保護に配慮することを求めている。

出典:医療介護CBニュース