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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が7週連続で増加-手足口病・ヘルパンギーナは3週連続で減少

2021年12月22日 15:35

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 国立感染症研究所がまとめた6日から12日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が7週連続で増加した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も2週連続で増えた。手足口病とヘルパンギーナは3週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約26.9%増の6.65人。都道府県別の上位3位は、長崎(13.5人)、埼玉(11.18人)、兵庫(10.2人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約6.6%減の1.14人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、鹿児島(6.33人)、香川(5.71人)、島根(4.22人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約11.5%増の0.68人。都道府県別の上位3位は、長崎(6.64人)、宮崎(4.39人)、山形(2.31人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約21.6%減の0.29人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、群馬(1.65人)、富山(1.48人)、新潟(1.18人)。

出典:医療介護CBニュース