2021年12月16日 18:35
群馬県はこのほど、「第4次群馬県犯罪被害者等基本計画」(2022-26年度)の素案を公表した。重点課題の1つに、精神的・身体的被害の回復・防止への取り組みを挙げ、精神保健福祉相談や救急医療体制などの施策の方向性を示している。【新井哉】
素案では、犯罪被害者が受けた精神的・身体的被害を早期に回復するため、保健医療サービスや福祉サービスが適切に提供される体制を作っていく必要性を提示。具体的な施策として、性暴力被害者に精神科医や臨床心理士を斡旋し、カウンセリングを行い、被害者の心の健康回復に努めることを挙げている。
救急医療体制については、犯罪被害者と思われる負傷者を治療した際の適切な対応に努めるほか、性暴力被害者に対する医療支援を実施すると記載。また、医療現場における犯罪被害者の情報漏洩防止に努めるほか、交通事故などで高次脳機能障害となった人やその家族への相談支援も行うとしている。
素案では、犯罪被害者が受けた精神的・身体的被害を早期に回復するため、保健医療サービスや福祉サービスが適切に提供される体制を作っていく必要性を提示。具体的な施策として、性暴力被害者に精神科医や臨床心理士を斡旋し、カウンセリングを行い、被害者の心の健康回復に努めることを挙げている。
救急医療体制については、犯罪被害者と思われる負傷者を治療した際の適切な対応に努めるほか、性暴力被害者に対する医療支援を実施すると記載。また、医療現場における犯罪被害者の情報漏洩防止に努めるほか、交通事故などで高次脳機能障害となった人やその家族への相談支援も行うとしている。