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医療・介護ニュース

乳幼児の「医薬品類」誤飲、具体的な事例を掲載-東京都が事故防止ガイド作成、応急手当ての方法も

2021年12月16日 14:00

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 東京都はこのほど、「誤飲等による乳幼児の事故防止ガイド」を作成したと発表した。「誤飲等による乳幼児の危険」をテーマに実施したヒヤリ・ハット調査の結果に基づき作成したもので、事故やヒヤリ・ハット経験の事例や応急手当ての方法、事故防止のポイントを記載している。【新井哉】

 ガイドでは、医療機関への受診が多かった製品として、「医薬品類」「たばこ類」を挙げている。「医薬品類」の誤飲に関しては、「うっかり手の届くところに置いておいた、大人の風邪薬を飲み込んでしまった」(1歳・男児)、「2人子供がいるが、姉に飲ませるために用意していた風邪薬を妹が間違って飲んでしまった」(3歳・女児)といった具体的な事例を掲載している。

 応急手当ての方法に関しては、▽背部叩打法▽胸部突き上げ法▽腹部突き上げ法-を提示。また、事故防止のポイントとして、「危険なものを置かない・片づける」「危ないものや行動を子供に伝える」「安全な環境を作る、安全に配慮された製品を使う」などを挙げている。

出典:医療介護CBニュース