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医療・介護ニュース

2021年の梅毒患者、発生動向調査開始後で最多-東京が3割超占める

2021年12月14日 15:05

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 梅毒患者の2021年の報告数が、感染症法に基づく調査が始まった1999年以降で最も多くなっていることが14日、国立感染症研究所が公表した感染症発生動向調査週報の速報データ(第48週)で分かった。東京都が全体の3割超を占めている。【新井哉】

 速報データによると、2021年の梅毒の患者報告数(第48週までの速報値)は7,134例で、1999年以降で最も多かった2018年の報告数(7,007例)を上回っている。

 都道府県別では、東京が2,226例で最も多く、以下は、大阪(761例)、愛知(379例)、福岡(318例)、神奈川(296例)、埼玉(267例)、兵庫(245例)、千葉(201例)、広島(175例)、岡山(148例)、北海道、静岡(共に141例)、熊本(125例)、栃木(102例)、宮城(99例)などの順だった。

 東京都が公表している「梅毒の流行状況」によると、都の21年の報告数は過去10年で最多となっている。年齢階級別では、男性は30歳代、女性は20歳代が最も多い。

出典:医療介護CBニュース