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医療・介護ニュース

住まい環境整備モデル事業、14事業者を選定-国交省が発表、分散型サ高住関連の提案も

2021年12月09日 16:05

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 国土交通省はこのほど、「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」について、第2回公募(2021年度)に応募のあった19事業のうち14事業を選定したと発表した。【新井哉】

 この事業は、高齢者や障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取り組みを実施する民間事業者などを公募するもので、学識経験者で構成する評価委員会を経て先導性が認められたプロジェクトを支援している。

 サービス付き高齢者向け住宅関連では、「分散型サ高住の実現に向けた事業育成の検討」(実施場所=東京都西東京市、代表提案者=株式会社イチイ)が選ばれた。分散型サ高住に対する需要、必要なサポート内容・実施体制、物件候補の調査を実施することなどが提案されており、普及に向けた課題を整理することなどが評価された。

出典:医療介護CBニュース