閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が4週連続で増加-手足口病も増加、過去10年同期比で最多

2021年12月01日 13:00

印刷

 国立感染症研究所がまとめた11月15日から21日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で増加した。手足口病も増えた。ヘルパンギーナとRSウイルス感染症は横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約19.3%増の3.83人。都道府県別の上位3位は、福岡(8.53人)、熊本(7.36人)、長崎(6.61人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約22.3%増の1.7人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、香川(6.57人)、佐賀(6.48人)、宮崎(6.39人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週と同じ0.47人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、石川(3.55人)、群馬(2.35人)、鳥取(1.74人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週と同じ0.25人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(2.83人)、沖縄(2.59人)、佐賀(2.57人)。

出典:医療介護CBニュース