閉じる

医療・介護ニュース

企業担当者・産業医ら対象に若年性認知症セミナー-都が来年1月開催、認知症医療センター医師講演も

2021年11月30日 17:00

印刷

 東京都福祉保健局は、「若年性認知症企業向けセミナー」を2022年1月28日に開催すると発表した。企業・団体の人事・労務担当者、産業医らを対象にしたもので、若年性認知症について理解を深めてもらう狙いがある。【新井哉】

 65歳未満で発症する若年性認知症は、働き盛り世代で発症することから、本人や家族は就労継続や経済問題など、高齢期で発症する認知症とは異なる課題に直面する。このため、福祉保健局は「若年性認知症は最初に職場の方が気づくことも多く、職場内での正しい理解と支援が重要」と説明している。

 セミナーは、オンラインによるライブ配信で、参加費は無料。定員は250人で事前の申し込みが必要。認知症疾患医療センター(稲城台病院)の厚東知成医師による基調講演「若年性認知症の理解と支援」などが行われる予定。

出典:医療介護CBニュース