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医療・介護ニュース

空港検疫、外国籍コロナ陽性は前週と同じ27検体-厚労省が検査実績更新、フィリピンが最多

2021年11月30日 14:50

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 厚生労働省は、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。検査実績(直近4週間、26日更新)によると、7日から13日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比7検体減の20検体、外国籍者が前週と同じ27検体となっている。【新井哉】

 国・地域別(外国籍者陽性検体)では、フィリピンが6検体で最も多く、以下は、米国(5検体)、ネパール(3検体)、インド、パキスタン、モンゴル(各2検体)、韓国、コスタリカ、シリア・アラブ共和国、中国(香港、マカオ含む)、トルコ、ペルー、レバノン(各1検体)などの順だった。

 この1週間の総検体数は、日本国籍者が1万905検体、外国籍者が1万557検体だった。外国籍者の陽性率は約0.26%で、日本国籍者(約0.18%)を上回っている。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース