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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が3週連続で増加-RSウイルス横ばい、ヘルパンギーナ3週連続減少

2021年11月24日 15:15

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 国立感染症研究所がまとめた8日から14日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で増加した。ヘルパンギーナは3週連続で減少。手足口病も減った。RSウイルス感染症は横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約20.2%増の3.21人。都道府県別の上位3位は、熊本(7.12人)、大分(6.56人)、鳥取(6.16人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約8.5%減の1.39人。過去10年の同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、宮崎(8.44人)、佐賀(6.39人)、香川(5.39人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約8.6%減の0.47人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、石川(2.07人)、群馬(1.67人)、鳥取(1.47人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週と同じ0.25人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(2.57人)、沖縄(2.38人)、佐賀(1.65人)。

出典:医療介護CBニュース