厚生労働省老健局高齢者支援課は18日、感染症の専門家を介護保険施設または事業所に派遣して行う実地での研修について、各都道府県介護保険担当主管部（局）などに宛てて事務連絡を出した。22日から第5次募集を開始した。【齋藤栄子】

　感染症の専門家（感染管理認定看護師および感染症看護専門看護師）を施設等に派遣して、感染対策や個人防護具の着脱方法、感染疑い等が発生した場合のゾーニングを含む対応方法などについて、当該施設等の個別性に応じた指導・助言を行う。　研修の実施期間は2022年1月5日から3月4日まで。募集期間は11月22日－12月8日で、受付数は70事業所程度。応募に当たっては、管理者あるいは感染対策教育担当者が、職員向け研修プログラムを全て受講済みであることが要件になる。研修の可否については、応募後、12月22日を目安に委託事業者から申し込み事業者に通知される。「介護保険最新情報Vol.1021」（https://www.mhlw.go.jp/content/000856521.pdf）