閉じる

医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が2週連続で増加-RSウイルスは10週連続減少、手足口病は横ばい

2021年11月16日 16:20

印刷

 国立感染症研究所がまとめた1日から7日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で増加した。RSウイルス感染症は10週連続、ヘルパンギーナは2週連続で減少。手足口病は横ばいだった。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約2.3%増の2.67人。都道府県別の上位3位は、熊本(5.84人)、鳥取(5.21人)、福岡(5.17人)。

〔手足口病〕報告数は前週と同じ1.52人。過去10年の同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、宮崎(9.08人)、佐賀(7.52人)、熊本(6人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約14.8%減の0.52人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、石川(2.38人)、熊本(1.8人)、鳥取(1.37人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約16.7%減の0.25人。都道府県別の上位3位は、沖縄(3.82人)、鹿児島(2.54人)、佐賀(1.13人)。

出典:医療介護CBニュース