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医療・介護ニュース

【感染症情報】ヘルパンギーナが3週連続で増加-過去10年の同期と比べて最も多い報告数に

2021年10月26日 14:10

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 国立感染症研究所がまとめた11日から17日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナの定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で増加した。咽頭結膜熱(プール熱)も増えた。RSウイルス感染症は7週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約7%増の2.3人。都道府県別の上位3位は、大分(6.64人)、熊本(5人)、愛媛(4.43人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約16.4%増の0.71人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、大分(3.06人)、鳥取(2.84人)、山口(2.33人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約10.4%減の0.43人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(4.07人)、沖縄(3.47人)、北海道(2.37人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約25%増の0.1人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、山形、福島(共に0.34人)、新潟、福岡(同0.23人)。

出典:医療介護CBニュース