厚生労働省はこのほど、11月の「過労死等防止啓発月間」について、過労死等防止対策推進シンポジウムや過重労働解消キャンペーンなどを実施すると発表した。【新井哉】

　厚労省によると、過労死等の防止のための活動を行う民間団体と連携して、47都道府県48会場（東京は2会場）でシンポジウムを開催する。

　東京中央会場のシンポジウムでは、「誰もが知っておきたいハラスメント対策－法律と対応－」「コロナ禍における働く者の命と健康」などの分科会が予定されている。北海道会場では、精神科・リエゾン科医師による若者の過労自殺防止に関する基調講演が行われる予定。