2021年08月24日 18:25
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課は、精神科医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応に関する事務連絡(20日付)を、都道府県・指定都市の精神保健福祉主管課に出した。感染症対策の体制確保やワクチン接種の円滑な実施などを求めている。【新井哉】
事務連絡では、沖縄県の精神科医療機関で大規模なクラスターが発生し、多数の患者が死亡したことや、感染力がより強いとされているデルタ株による感染が全国的に広がり、予断を許さない状況が続いていることを取り上げている。
感染症対策に関しては、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」や「精神科医療現場における新型コロナウイルス感染症対策事例集」などを参照しつつ、感染防護について適切な管理を行うよう、管内の精神科医療機関に周知することを求めている。
また、ワクチン接種の円滑な実施も求めており、認知症の高齢者で意思の確認が難しい場合は、「家族やかかりつけ医など、日頃から身近で寄り添っている方々の協力を得て、本人の接種の意向を丁寧に酌み取る」といったことで本人の意思確認を行う方法を記載している。
事務連絡では、沖縄県の精神科医療機関で大規模なクラスターが発生し、多数の患者が死亡したことや、感染力がより強いとされているデルタ株による感染が全国的に広がり、予断を許さない状況が続いていることを取り上げている。
感染症対策に関しては、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」や「精神科医療現場における新型コロナウイルス感染症対策事例集」などを参照しつつ、感染防護について適切な管理を行うよう、管内の精神科医療機関に周知することを求めている。
また、ワクチン接種の円滑な実施も求めており、認知症の高齢者で意思の確認が難しい場合は、「家族やかかりつけ医など、日頃から身近で寄り添っている方々の協力を得て、本人の接種の意向を丁寧に酌み取る」といったことで本人の意思確認を行う方法を記載している。