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医療・介護ニュース

空港検疫、外国籍コロナ陽性が前週比1.6倍に-厚労省が実績更新、陽性率は日本国籍の1.7倍

2021年08月23日 16:55

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 厚生労働省は、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。1日から7日までの1週間の外国籍者の陽性検体数は、前週と比べて約1.6倍の規模となっている。【新井哉】

 厚労省が20日に更新した検査実績(直近4週間)によると、1日から7日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比16検体減の43検体、外国籍者が同20検体増の51検体となっている。外国籍者の検体の陽性率は約0.57%で、日本国籍者(約0.33%)の約1.7倍となっている。

 国・地域別(外国籍者陽性検体)では、米国が12検体で最も多く、以下は、フィリピン(9検体)、インドネシア(5検体)、スリランカ(4検体)、ミャンマー(3検体)、トルコ、ロシア(共に2検体)、イスラエル、イラン・イスラム共和国、ウズベキスタン、英国、北マケドニア共和国、グアム、ケニア、スペイン、セネガル、パキスタン、ブラジル、フランス、マレーシア、南アフリカ(各1検体)の順だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース