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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルス感染症が減少に転じる-プール熱は5週連続で減少

2021年08月03日 14:55

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 国立感染症研究所がまとめた7月19日から25日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、10週連続で増加していたRSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が減少に転じた。プール熱は5週連続、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続で減少した。ヘルパンギーナ、手足口病も減った。【新井哉】

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約22.5%減の4.64人。都道府県別の上位3位は、徳島(19.78人)、高知(11.54人)、新潟(11.05人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約25.9%減の0.43人。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.05人)、宮崎(1.94人)、愛媛(1.59人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約3.3%減の0.29人。都道府県別の上位3位は、山形(2.66人)、岡山、徳島(共に1.65人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約33.3%減の0.2人。都道府県別の上位3位は、石川(0.76人)、鹿児島(0.67人)、福島(0.52人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約11.8%減の0.15人。都道府県別の上位3位は、熊本(3.24人)、鹿児島(1.02人)、高知(0.96人)。

出典:医療介護CBニュース