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医療・介護ニュース

東京のコロナ変異株、50歳代以下の割合が95%-対策本部がスクリーニング状況を公表

2021年08月03日 11:50

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 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は2日、新型コロナウイルスの変異株スクリーニング状況(変異株PCR検査など)を公表した。東京都健康安全研究センターと民間検査機関などで検査を実施した1229例のうち900例が陽性(L452R変異株)となった。年代別では、50歳代以下が全体の約95%を占めた。【新井哉】

 対策本部によると、年代別の陽性例については、20歳代が304例で最も多く、以下は、30歳代(181例)、40歳代(159例)、10歳代(93例)、50歳代(76例)、10歳未満(41例)、60歳代(27例)、70歳代、80歳代(共に8例)、90歳代(3例)の順だった。「海外リンクあり」(海外への渡航歴ある者およびその濃厚接触者)に該当する陽性例はなかった。

 これまでの変異株PCR検査実施数なども公表している。それによると、検査実施数は2万956例(4月30日からL452Rスクリーニング検査開始)で、このうちL452R陽性例が7716例(4月29日以前の検査可能検体5例を含む)となっている。

出典:医療介護CBニュース