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医療・介護ニュース

空港検疫、外国籍コロナ陽性が前週比1.5倍に-厚労省が検査実績を更新、5週連続で増加

2021年08月02日 12:35

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 厚生労働省は、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。7月11日から17日までの1週間の外国籍者の陽性検体数は5週連続で増加し、前週と比べて約1.5倍の規模となっている。【新井哉】

 厚労省が7月30日に更新した検査実績(直近4週間)によると、7月11日から17日までの1週間の陽性検体数は、日本国籍者が前週比3検体増の51検体、外国籍者が同15検体増の46検体となっている。

 国・地域別(外国籍者陽性検体)では、インドネシアが9検体で最も多く、以下は、米国(4検体)、英国、フィリピン、ロシア(各3検体)、タジキスタン、ナイジェリア、マレーシア(各2検体)、アラブ首長国連邦(UAE)、イラン・イスラム共和国、カザフスタン、韓国、ギニア、キューバ、ギリシャ、キルギス、グアム、スイス、スペイン、チェコ、チリ、トルコ、パナマ、ペルー、ミャンマー、モザンビーク(各1検体)の順だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース