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医療・介護ニュース

東京のコロナ変異株、60歳以上の割合は約6%-対策本部がスクリーニング状況を公表

2021年07月28日 14:20

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 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は27日、新型コロナウイルスの変異株スクリーニング状況(変異株PCR検査など)を公表した。東京都健康安全研究センターと民間検査機関などで検査を実施した557例のうち280例が陽性(L452R変異株)となった。年代別では、20-40歳代が全体の約71%を占めた。60歳以上の割合は約6%だった。【新井哉】

 対策本部によると、年代別の陽性例については、20歳代が100例で最も多く、以下は、30歳代(53例)、40歳代(45例)、50歳代(28例)、10歳未満、10歳代(共に19例)、60歳代(9例)、70歳代(5例)、80歳代(2例)の順だった。「海外リンクあり」(海外への渡航歴ある者およびその濃厚接触者)に該当する陽性例はなかった。

 これまでの変異株PCR検査実施数なども公表している。それによると、検査実施数は1万5535例(4月30日からL452Rスクリーニング検査開始)で、このうちL452R陽性例が4138例(4月29日以前の検査可能検体5例を含む)となっている。

出典:医療介護CBニュース