閉じる

医療・介護ニュース

東京のコロナ変異株、20・30歳代が6割近く-対策本部がスクリーニング状況を公表

2021年07月27日 15:50

印刷

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は26日、新型コロナウイルスの変異株スクリーニング状況(変異株PCR検査など)を公表した。東京都健康安全研究センターと民間検査機関などで検査を実施した1810例のうち940例が陽性(L452R変異株)となった。20歳代と30歳代が全体の6割近くを占めている。【新井哉】

 対策本部によると、年代別の陽性例(不明の4例を除く)については、20歳代が343例で最も多く、以下は、30歳代(206例)、40歳代(132例)、50歳代(86例)、10歳未満(63例)、10歳代(58例)、60歳代(31例)、70歳代(9例)、80歳代(7例)、90歳代(1例)の順だった。「海外リンクあり」(海外への渡航歴ある者およびその濃厚接触者)に該当する陽性例はなかった。

 これまでの変異株PCR検査実施数なども公表している。それによると、検査実施数は1万4978例(4月30日からL452Rスクリーニング検査開始)で、このうちL452R陽性例が3858例(4月29日以前の検査可能検体5例を含む)となっている。

出典:医療介護CBニュース