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医療・介護ニュース

東京のコロナ変異株、20・30歳代が半数占める-対策本部がスクリーニング状況を公表

2021年07月21日 14:05

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 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は20日、新型コロナウイルスの変異株スクリーニング状況(変異株PCR検査など)を公表した。東京都健康安全研究センターと民間検査機関などで検査を実施した791例のうち317例が陽性(L452R変異株)となった。20歳代と30歳代の陽性例が全体の半数を占めている。【新井哉】

 対策本部によると、陽性例については、20歳代が92例で最も多く、以下は、30歳代(70例)、40歳代(60例)、10歳代(31例)、50歳代(26例)、60歳代(13例)、10歳未満(12例)、70歳代(8例)、80歳代(4例)、90歳代(1例)の順だった。「海外リンクあり」(海外への渡航歴ある者およびその濃厚接触者)に該当する陽性例はなかった。

 これまでの変異株PCR検査実施数なども公表している。それによると、検査実施数は1万1680例(4月30日からL452Rスクリーニング検査開始)で、このうちL452R陽性例が2237例(4月29日以前の検査可能検体5例を含む)となっている。

出典:医療介護CBニュース