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医療・介護ニュース

外国籍コロナ陽性が3週連続で増加-厚労省が空港検疫の検査実績を更新

2021年07月16日 19:45

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 厚生労働省は16日、検疫所における滞在国・地域別の陽性検体数などの新型コロナウイルスの検査実績を更新した。6月27日から7月3日までの1週間の外国籍者の陽性検体数は、3週連続で増加した。【新井哉】

 厚労省が更新した検査実績(直近4週間)によると、6月27日から7月3日までの1週間の外国籍者の総検体数は前週比約1.3倍の8327検体で、このうち陽性検体数は前週比1検体増の27検体。総検体数に占める陽性検体数の割合は約0.32%となっている。

 国・地域別(外国籍者陽性検体)では、インドネシアが10検体で最も多く、以下は、米国、フィリピン(共に4検体)、インド、ギニア、ギリシャ、キルギス、コンゴ民主共和国 、スペイン、ネパール、ミャンマー、ロシア(各1検体)の順だった。

 この集計は速報値で、厚労省は「成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計している」と説明。総検体数・陽性検体数については、入国前14日間に滞在した国・地域を計上。入国者が複数の国・地域に滞在していた場合は滞在していた国・地域を全て計上している。

出典:医療介護CBニュース