2019年08月17日 05:00
乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の流行が首都圏で本格化しており、各自治体が警戒を強めている。5日から11日までの週の患者報告数は、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県で前週と比べて軒並み増加。千葉県は「過去同時期と比較して多い」と指摘。埼玉県も「幸手保健所管内で大きく増加し、南部、川口市保健所管内からの報告が多い」としている。【新井哉】
この週の1医療機関当たりの患者報告数は、東京都で前週比約6%増の2.28人、埼玉県で約17%増の2.01人、神奈川県で約63%増の1.83人、千葉県で約12%増の1.72人となった。
4都県の患者報告数は、既に2018年のピークを上回っている。千葉県は、夏休みで人の移動が活発になっていることなどを挙げ、「今後の発生動向に注意が必要」としている。
RSウイルスは、呼吸器感染症の1つで、感染から2-8日後に上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。患者のほとんどは軽症で済むが、小児を中心に重症化するケースもある。予防方法は、手洗いやマスクの着用、子どもが日常的に触れるおもちゃなどを消毒することなどが有効とされている。
この週の1医療機関当たりの患者報告数は、東京都で前週比約6%増の2.28人、埼玉県で約17%増の2.01人、神奈川県で約63%増の1.83人、千葉県で約12%増の1.72人となった。
4都県の患者報告数は、既に2018年のピークを上回っている。千葉県は、夏休みで人の移動が活発になっていることなどを挙げ、「今後の発生動向に注意が必要」としている。
RSウイルスは、呼吸器感染症の1つで、感染から2-8日後に上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。患者のほとんどは軽症で済むが、小児を中心に重症化するケースもある。予防方法は、手洗いやマスクの着用、子どもが日常的に触れるおもちゃなどを消毒することなどが有効とされている。