閉じる

医療・介護ニュース

14日間待機の入国者が発熱、保健所が健康観察を-厚労省、五輪関係者の留意点は「別途お知らせ」

2021年07月12日 13:50

印刷

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、入国者に対する健康フォローアップの実施に当たっての留意点に関する事務連絡(7日付)を、都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。14日間の自宅などでの待機期間中に発熱などの症状を呈した場合の対応を記載。東京オリンピック・パラリンピック競技大会の関係者に対する健康フォローアップの留意点については「別途お知らせする」としている。【新井哉】

 事務連絡では、検疫所が入国者に対し、14日間の待機期間中に発熱、呼吸器症状などの症状を呈した場合は、受診・相談センターや保健所に連絡するよう案内していることを説明。このような有症状者に対し、保健所が健康観察を実施するよう求めている。

 入国者が民間検査機関などによる自費検査を行政検査ではない形で受けた結果、陽性が判明した場合の対応も記載。入国者や受診・相談センターから保健所に連絡が入った場合も同様に健康観察を行うよう求めている。

出典:医療介護CBニュース