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医療・介護ニュース

コロナ空港検疫、居住地「非公表」の報告事例続出-厚生労働省、個人情報保護への配慮求める

2021年07月05日 15:20

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 厚生労働省が発表している空港検疫における「新型コロナウイルス感染症の患者等の発生」で、居住地「非公表」の新型コロナウイルスの患者・無症状病原体保有者の報告事例が相次いでいる。【新井哉】

 厚労省が4日に発表した空港検疫の「患者等の発生」によると、海外から空港に到着した乗客について、検疫により新型コロナウイルスの患者4人、無症状病原体保有者5人の報告があった。9人のうち、6人の居住地の都道府県名を公表したが、残る3人の居住地は「非公表」とした。国籍や居住する国・地域に関しても明らかにしていない。

 居住地以外の年齢、性別、行動歴、症状などは全ての事例で公表しており、「非公表」の40歳代の男性(3日に羽田到着)のケースでは、「ギニア」での行動歴があり、「眼球結膜充血」の症状があった。「非公表」の男性2人(20歳代と30歳代、4日に成田到着)の行動歴は、いずれも「インドネシア」で、症状は「無症状」だった。

 厚労省が3日に発表した「非公表」の2人(20歳代の男性と女性、3日に羽田到着)の行動歴については、男性が「イギリス」、女性が「ロシア」だった。厚労省は空港検疫の報道発表で、本人や家族などが特定されないよう、個人情報保護に配慮するよう求めている。

出典:医療介護CBニュース