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医療・介護ニュース

【感染症情報】リンゴ病、4週連続減少-過去10年同期では前週に続き最多

2019年08月13日 17:46

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 国立感染症研究所がまとめた7月29日から8月4日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、伝染性紅斑(リンゴ病)の定点医療機関当たりの患者報告数が4週連続で減少したが、前週に続いて過去10年の同期と比較すると最も多くなっている。【吉木ちひろ】

〔伝染性紅斑〕定点当たり報告数は前週比約13.6%減の0.76人。都道府県別の上位3位は、長野(2.37人)、滋賀(1.84人)、富山(1.38人)。

〔ヘルパンギーナ〕定点当たり報告数は前週比約17.5%減の2.45人。都道府県別の上位3位は、山形(7.37人)、新潟(5.51人)、埼玉(4.96人)。

〔手足口病〕定点当たり報告数は前週比約21.5%減の10.54人。都道府県別の上位3位は、宮城(34.48人)、山形(33.2人)、長野(21.04人)。

〔咽頭結膜熱〕定点当たり報告数は前週比約4.1%減の0.47人。都道府県別の上位3位は、沖縄(1.62人)、宮崎(1.53人)、鹿児島(1.24人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕定点当たり報告数は前週比約1.3%減の1.29人。都道府県別の上位3位は、新潟(3.14人)、鳥取(3.05人)、福岡(2.76人)。

〔感染性胃腸炎〕定点当たり報告数は前週比約5.8%減の3.22人。都道府県別の上位3位は、大分(7.28人)、福岡(5.26人)、愛媛(5.22人)。



出典:医療介護CBニュース