2021年06月16日 19:50
日本医師会の中川俊男会長は16日の定例記者会見で、20日に期限を迎える緊急事態宣言について、「解除はゆっくり慎重に」という従来の方針は変わらないとし、ステージ2、もしくはステージ2になることが確実だと見込める場合に、宣言解除の検討に入るべきとの考えを強調した。【齋藤栄子】
東京都での宣言解除については、新規感染者数100人以下を目安とする必要があるとの従来の発言から、東京オリンピック・パラリンピックを開催する場合は、緊急事態宣言を延長した上での開催という流れが理想的だとした。開催の是非については、いろんなことを総合的に考えて、政府が判断をするだろうとの答えにとどめた。 宣言解除の場合も、変異株により新規感染者数の下げ止まりやリバウンドがあり、油断ができない状況にあるため、下りのまん延防止等重点措置を適用して規制はゆっくりと徐々に、慎重に解除していくべきだと話した。 また、新型コロナワクチン接種について、1回目と2回目は、同じメーカーのワクチンを接種する必要があり、接種会場が大規模か個別かなどでワクチンのメーカーが異なることなどを注意喚起した。
東京都での宣言解除については、新規感染者数100人以下を目安とする必要があるとの従来の発言から、東京オリンピック・パラリンピックを開催する場合は、緊急事態宣言を延長した上での開催という流れが理想的だとした。開催の是非については、いろんなことを総合的に考えて、政府が判断をするだろうとの答えにとどめた。 宣言解除の場合も、変異株により新規感染者数の下げ止まりやリバウンドがあり、油断ができない状況にあるため、下りのまん延防止等重点措置を適用して規制はゆっくりと徐々に、慎重に解除していくべきだと話した。 また、新型コロナワクチン接種について、1回目と2回目は、同じメーカーのワクチンを接種する必要があり、接種会場が大規模か個別かなどでワクチンのメーカーが異なることなどを注意喚起した。