2021年06月16日 16:50
北海道はこのほど、「北海道過疎地域持続的発展方針」の素案を公表した。計画期間は、2021年度から25年度までで、高齢者らの保健・福祉に関する現状と課題、今後の方針などを記載している。【新井哉】
高齢者の福祉の現状と課題に関しては、「医療や介護を必要とする高齢者、一人暮らし高齢者の増加」「地域の実情に応じた高齢者を支える仕組みづくり」を提示。今後の方針については、地域の医療・介護資源を有効に活用し、在宅医療・介護の連携や認知症施策の推進などに取り組み、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスを切れ目なく提供する「地域包括ケアシステム」の一層の推進を目指すとしている。
医師の地域偏在対策にも言及している。具体的には、専門的な診療科目での受診を希望する場合、その科目がある医療機関まで遠距離・長時間の通院を余儀なくされているといった課題があることを取り上げている。
このような状況を踏まえ、▽地域医療支援センターからの医師派遣▽医師不足地域に対する緊急臨時的な医師派遣事業の実施▽医師不足の抜本的な解消のための制度改善に関する国への要望の実施-などにより、地域の医師を確保し、医師の地域偏在是正や産婦人科など特定診療科目に係る医療の確保を図る。
高齢者の福祉の現状と課題に関しては、「医療や介護を必要とする高齢者、一人暮らし高齢者の増加」「地域の実情に応じた高齢者を支える仕組みづくり」を提示。今後の方針については、地域の医療・介護資源を有効に活用し、在宅医療・介護の連携や認知症施策の推進などに取り組み、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスを切れ目なく提供する「地域包括ケアシステム」の一層の推進を目指すとしている。
医師の地域偏在対策にも言及している。具体的には、専門的な診療科目での受診を希望する場合、その科目がある医療機関まで遠距離・長時間の通院を余儀なくされているといった課題があることを取り上げている。
このような状況を踏まえ、▽地域医療支援センターからの医師派遣▽医師不足地域に対する緊急臨時的な医師派遣事業の実施▽医師不足の抜本的な解消のための制度改善に関する国への要望の実施-などにより、地域の医師を確保し、医師の地域偏在是正や産婦人科など特定診療科目に係る医療の確保を図る。