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医療・介護ニュース

【感染症情報】RSウイルス感染症が3週連続増加-プール熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎も増加

2021年06月08日 15:10

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 国立感染症研究所がまとめた5月24日から30日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、RSウイルス感染症の定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で増加した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱(プール熱)も増えた。感染性胃腸炎は2週連続で減少した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約1.1%減の3.75人。都道府県別の上位3位は、高知(12.57人)、愛媛(11.08人)、香川(7.89人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約36.8%増の2.49人。都道府県別の上位3位は、山口(11.04人)、奈良(10.65人)、石川(8.1人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約1.6%増の0.65人。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.53人)、福岡(2.15人)、長崎(1.34人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約31%増の0.38人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.43人)、佐賀(1.17人)、新潟(1.09人)。

出典:医療介護CBニュース