2019年08月11日 05:00
堺市は、同市内の社会福祉施設の利用者を初発患者とする結核の集団感染により、7日時点で接触者1人が発病し、29人が感染したと発表した。感染拡大を防止するため、市保健所が施設に「有症状時受診の徹底」を指導したという。【新井哉】
市によると、7月3日に施設利用者の結核発生届が提出されたため、保健所が翌4日に疫学調査を開始。17日から接触者健診を実施し、発病者と感染者を確認した。
発病した1人は結核専門病院に入院。感染者29人のうち9人は発病を予防するための服薬治療や胸部エックス線による経過観察を始めた。残る20人は「精密検査の予定」としている。
今回の接触者健診で異常がなかった人についても、最終接触から2-3カ月後に再度接触者健診を行い、経過観察を実施するという。
市によると、7月3日に施設利用者の結核発生届が提出されたため、保健所が翌4日に疫学調査を開始。17日から接触者健診を実施し、発病者と感染者を確認した。
発病した1人は結核専門病院に入院。感染者29人のうち9人は発病を予防するための服薬治療や胸部エックス線による経過観察を始めた。残る20人は「精密検査の予定」としている。
今回の接触者健診で異常がなかった人についても、最終接触から2-3カ月後に再度接触者健診を行い、経過観察を実施するという。