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医療・介護ニュース

かかりつけ医師に確認せず接種、予診医判断で可能-コロナワクチン、厚労省が都道府県などに事務連絡

2021年05月28日 12:20

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 厚生労働省健康局健康課予防接種室は、新型コロナワクチン接種における予診時の確認に関する事務連絡(25日付)を、都道府県・市町村・特別区の衛生主管部(局)に出した。【新井哉】

 事務連絡では、何らかの病気で診療を受けている被接種者の予診時の取り扱いや考え方を示している。例えば、予診票の「その病気を診てもらっている医師に今日の予防接種を受けてよいと言われましたか」との設問に「いいえ」と回答した接種希望者については、「かかりつけの医師に確認せずに接種を希望した場合についても、予診医が接種可能と判断した場合は接種可能」との考え方を示している。

 また、被接種者が、病状に応じ、かかりつけ医師への受診時に接種の相談をすることは、「望ましいと考えられる」としながらも、「市町村が、被接種者に対し、かかりつけの医師に接種の可否を必ず予め確認するよう一律に求めるものではありません」としている。

出典:医療介護CBニュース