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医療・介護ニュース

【感染症情報】プール熱の患者報告数が倍増-RSウイルス感染症は18年以降の同期比で最多

2021年05月25日 16:20

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 国立感染症研究所がまとめた10日から16日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、咽頭結膜熱(プール熱)の定点医療機関当たりの患者報告数が前週と比べて倍増した。感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症も増加した。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約79.8%増の3.92人。都道府県別の上位3位は、高知(15.39人)、愛媛(10.86人)、香川(8.41人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約16.3%増の1.0人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、山口(4.4人)、石川(3.9人)、奈良(3.44人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約64.1%増の0.64人。都道府県別の上位3位は、鳥取(3.32人)、新潟(2.12人)、福岡(2.07人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比2倍の0.32人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.22人)、佐賀(1.13人)、新潟(1.12人)。

出典:医療介護CBニュース